東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III/GSII

イベント Event

June 25, 2024

東京大学×ソニーグループ 越境的未来共創社会連携講座レクチャーシリーズ「デザイン人類学の挑戦――観察、思考実験、リフレイミング」Creative Futurists Dialogues 004

東京大学 ✕ ソニーグループ 越境的未来共創社会連携講座Creative Futurists Dialogues 00 4 「デザイン人類学の挑戦――観察、思考実験、リフレイミング」

東京大学×ソニーグループ 越境的未来共創社会連携講座レクチャーシリーズ Creative Futurists Dialogues 004

東京大学とソニーグループが立ち上げたCreative Futurists Initiative(CFI、越境的未来共創社会連携講座)。本講座では、越境的未来共創を先導する方々をお迎えして先端的な活動を共有いただくと共に、参加者の対話の場としてCreative Futurists Dialoguesシリーズを展開しています。

今回Creative Futurists Dialogues 004では、デザイン人類学者の中村寛氏(多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授)をゲストにお招きし、参加型レクチャーとして企画します。

 

▼内容
これまでに様々な著作などで論じられているデザインと人類学の関わりには、1)デザインのための人類学、2)人類学のためのデザイン、3)デザインの人類学的研究、4)デザインと人類学の共創、の4つのパターンがあります。その中でも中村教授は4番目の、「デザインと人類学の共創」に大きな可能性を見いだしています。

今回のレクチャーでは、中村教授のデザイン人類学者としての活動を紹介していただき、さらに観察-思考実験-リフレイミング(ないしはクリエイティヴ・ジャンプ)のプロセスを体感できるグループワークを行いたいと思います。

▼開催概要
【主催】東京大学 ✕ ソニーグループ 越境的未来共創社会連携講座

【日時】2024年6月25日(火)17:00-19:00

【会場】
・対面会場:東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館 9階92B(受付開始 16:40)
・オンライン配信:Zoomによる配信を予定 ※開始前までにPeatixメッセージを通してURLを共有します

【参加費無料】要事前参加登録 https://cfd-004.peatix.com/

(東大生は受付にて学生証を確認させていただく可能性があります)

【プログラム】
詳細な時間割は後ほどアップデートいたします。

 

スピーカープロフィール

中村 寛(なかむら ゆたか)スピーカープロフィール

中村 寛(なかむら ゆたか)

文化人類学者。デザイン人類学者。多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授。アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表。KESIKI Inc.にてInsight Designを担当。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、さまざまな企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。2020年からグッドデザイン賞外部クリティーク。2023年からグッドデザイン賞フォーカスイシュー・リサーチャー。2023年から美術と循環型社会の組み合わせによって価値の刷新を目指す多摩美術大学サーキュラー・オフィスのプロジェクト・リーダーを務める。2024年度からTama Design University、デザイン人類学部門(Division of Design Anthropology)をリード。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010)。