東京大学情報学環・渡邉英徳研究室と毎日新聞社、京都大学・東南アジア地域研究研究所は3月31日13時から、毎日新聞社特派員が戦時中に撮影した「毎日戦中写真」から平和を考える「ミライ世代と読む戦中写真　―データを紡いで平和につなぐ―」を開催します。
公式webサイト：https://mainichi.jp/senchu/

本イベントは、「毎日戦中写真」をデジタルアーカイブ化し次世代に戦争と平和を自分のこととして考えてもらうためのヴィジュアルコンテンツを開発することを目的とした産学共同研究（2022-2024年度）中間報告として開催します。渡邉研究室の学生が制作したデジタルコンテンツ発表のほか、写真の中を自分のアバターが歩く技術「戦災VR」や、戦争写真の要素を抽出して平和の絵を描くワークショップ「平和のかけら」の実演も行います。
渡邉研究室webサイト：https://labo.wtnv.jp/

開催概要

【主催】東京大学大学院情報学環　渡邉英徳研究室、毎日新聞社　戦中写真アーカイブ委員会、京都大学　東南アジア地域研究研究所
【日時】2024年3月31日（日）13:00～16:00（戦災VR実演、「平和のかけら」ワークショップ：12:30～16:30）
【会場】東京大学情報学環・福武ホール地下2階　福武ラーニングシアター
【参加費】無料（要参加申込）

【登壇者】
東京大学：
渡邉英徳（大学院情報学環教授）
中村覚（史料編纂所助教）
小松尚平（渡邉研究室　博士後期課程）
曹好（渡邉研究室　博士前期課程）
冨田萌衣（渡邉研究室　教養学部2年）
岡野明莉（渡邉研究室　教養学部2年）

京都大学：
貴志俊彦（京都大学・東南アジア地域研究研究所教授）
毎日新聞社：
末次省三（戦中写真アーカイブ委員会委員長・東京本社代表）
中島みゆき（戦中写真アーカイブ委員会・東京大学大学院学際情報学府博士後期課程）
佐々木博子（戦中写真アーカイブ委員会・知的財産ビジネス本部大阪駐在）

【プログラム】
開場　12:30　「戦災VR」「平和のかけら」「リキッドギャラクシー」実演（～16:30）

第一部 13:00～14:30
開会あいさつ　末次省三（毎日新聞社）
共同研究概要　中島みゆき（毎日新聞社・東京大学）
コンテンツ発表「戦中写真×アバター」 小松尚平（東京大学）
「どうぶつ写真×デジタルアース」　冨田萌衣・岡野明莉（東京大学）
「平和のかけら 戦中写真バージョン」曹好（東京大学）
研究発表　　　「戦中写真とデジタルヒューマニティーズ」中村覚（東京大学）

第二部 15:00～16:00
共同研究報告　「毎日戦中写真から見えること」佐々木博子（毎日新聞社）
研究発表　　　「先端テクノロジー×戦中写真×Z世代」渡邉英徳（東京大学）
「戦中写真は語る　兵士のいる風景と現代の景観」貴志俊彦（京都大学）

【参加申込】
フォームより送信 https://forms.gle/g5XatQfc4yEqJvdT6 （3月28日まで）

【注意事項】
イベント中、主催者による写真や動画の撮影が予定されています。また報道機関による取材が入る可能性がございます。会場内でのお客様が映り込んだ画像等がメディアに公開される可能性がありますことを、予めご了承ください。