東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

イベント Event

May 18, 2024

第97回 五月祭講演会企画 森達也と考える聴く力

情報学環教育部有志主催
五月祭講演会企画「森達也と考える聴く力〜無関係な私たち〜」を開催します。

◾️講演内容
私たちは無関心である。毎日の事件事故の報道からガザやウクライナまで思い浮かぶのは、憎しみや怒りのステレオタイプでしかなく、私たちからは遠い。
しかし、当事者はもっと多様である。怒り、友愛、悲しみ、そして無関心。
その点で「被害者」「加害者」「当事者」はすべてわたしたちに通じるかもしれない。
私たちは、一人の人間として、いかに他者と向き合えばいいのだろうか。
第一線でご活躍されてきた先生方をお招きして、〈加害を聴く〉〈被害を聴く〉〈一人称から向き合う〉の三つをキーわーに考えたい。

◾️日時
2024年5月18日(土)12時30分〜14時30分

◾️場所
東京大学本郷キャンパス法文1号館(東)1階法21番教室

◾️参加方法
事前登録不要。直接会場にお越しください。

◾️スピーカー
森達也(ドキュメンタリー監督)
1998年、オウム真理教側の視点で日本社会を見た自主制作映画「A」を発表。2023年最新作「福田村事件」にて日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。

河原理子(情報学環特任教授)
元朝日新聞記者。性暴力被害の取材をきっかけに、事件・事故の被害者の話を聴く。
代表作に「犯罪被害者 いま人権を考える」など

大塚類(教育学研究科准教授)
エピソード研究を介して、〈教育〉の方途を探る。代表作に「施設でクラス子どもたちの成長」など。

◾️主催
情報学環教育部有志