東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

イベント Event

February 22, 2014

第一回<日本テレビ史序説>研究会 「テレビが社会を描き出そうとしていた時代」

東京大学大学院情報学環メディア・コンテンツ研究機構
一般社団法人放送人の会

第一回<日本テレビ史序説>研究会
     「テレビが社会を描き出そうとしていた時代」

2014年2月22日(土)15:00〜18:00 研究会開催のご案内

 

2013年、テレビ放送が開始されて60周年を迎えた。
そして、2015年、ラジオ放送が開始されて90周年を迎える。

その間にあたる2014年の今年、東京大学大学院情報学環メディア・コンテンツ研究機構は、放送人の会と恊働し、
放送に携わった当事者たちの証言と映像アーカイブの内側から戦後日本のメディア史を記述し再構築するため、
<日本テレビ史序説>研究会を立ち上げる。

第一回目の研究会のテーマは、「テレビと社会」。

GHQ占領期から戦後民主主義へとレジームが変わり、テレビ放送が開始された当時、
放送人たちは社会とどのように向き合おうとしたのか?

そして、その後、戦後資本主義が進展するただなかにあって、
放送人たちはテレビを通してどのように社会を描き出そうとしたのか?

本研究会では、ドラマ/ドキュメンタリーといったジャンルの境界、
また、パレオTV/ネオTV(ウンベルト・エーコ)といった時期の区分に問いを付しながら、
放送人の原点を探り、テレビと社会の問題系について考察し、新しい<日本テレビ史>の描出を目指す。

【研究報告】15:00〜16:40
「放送人たちと占領期そして戦後社会——他律と自律のはざまで」(仮)
桜井 均(放送人の会、元NHKプロデューサー)

「テレビはどのように社会を描いたか——和田勉・今野勉・大山勝美の番組を通して」(仮)
石田英敬(東京大学大学院情報学環メディアコンテンツ研究機構・運営委員長)

【討論】16:50〜18:00
研究報告者に加え、今野勉(放送人の会)、松井茂(東京藝術大学芸術情報センター・助教)の各氏を迎え、
来場者とともにディスカッションを実施する予定。

■日時:2014年2月22日(土)15:00〜18:00
■会場:東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール「福武ラーニングシアター2・3」
(地図:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
■主催:東京大学大学院情報学環メディアコンテンツ研究機構
■共催:一般社団法人放送人の会
■事前申込不要、入場無料、どなたでもご参加ください

■お問い合わせ:
東京大学大学院情報学環メディア・コンテンツ研究機構
tel: 03-5841-7907
e-mail: dh-info@iii.u-tokyo.ac.jp