September 29, 2018
上映会・トークイベント : 戦後の産業映画/PR映画から紐解く、新時代の企業コミュニケーションのあり方
インターネットの普及によってマスメディアの影響力が弱まりつつある今日、ウェブサイトやブログ、動画など、いわゆる「オウンドメディア」が企業コミュニケーションにおける手法として定着しています。そのなかでもとくに、ホームページやYouTubeから自由に配信できる「動画」に関心が集っています。企業はもちろん、自治体も動画/映像の製作に力を入れ、SNSを通じて拡散し、話題になる場合も少なくありません。
企業や自治体のコミュニケーションにとって、映像/動画は、どのような力を持っているのでしょうか。また、公衆や利害関係者をはじめ、社会のアクターと友好的な関係を築いていく上で映像/動画はどのようなメディアを目指すべきでしょうか。このような問いに応えながら、今回の上映会・トークイベントでは現在の「動画」ブームを捉えつつ、その原点となる1950年代の「産業映画/PR映画」に注目します。経営者、クリエーター、研究者、そしてフロアの間で意見交換を行い、企業コミュニケーションのあり方について考える時間をつくりたいと思います。
【日時】9月29日(土)13時15分~16時30分(12:45開場)
【場所】東京大学福武ホール・ランニングシアター
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
【定員】180名
【参加費】無料
【参加申し込み】下記リンクからお申し込みください。
https://peatix.com/event/427066/view
【登壇者】
・青木耕平(株式会社クラシコム・代表取締役社長)
・明石ガクト(ONE MEDIA・代表取締役)
・河炅珍(東京大学大学院情報学環・特任助教)
・吉見俊哉(東京大学大学院情報学環・教授)
【上映作品】
・『おやじの日曜日』(1959、白黒、29分、企画:新生活運動協会、協賛:石川島播
磨重工業、製作:桜映画社)
・『青葉家の食卓』(2018、企画・製作:株式会社クラシコム)
【プログラム】
– 12:45~:開場
– 13:15~:開会のご挨拶
– 13:30~:上映会
– 14:30~:トークセッション
– 16:00~:質疑応答(終わり次第終了)
【主催(共催)】
東京大学大学院情報学環吉見研究室 × PR Table Community
【映像協力】
桜映画社、記録映画保存センター