東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

イベント Event

July 7, 2015

「メディア研究のつどい」2015年内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞:畑仲哲雄著『地域ジャーナリズム:コミュニティとメディアを結びなおす』合評会

学際情報学府卒業生・畑仲哲雄さんの著書『地域ジャーナリズム:コミュニティとメディアを結びなおす』(勁草書房)が、このたび第5回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞を受賞しました。受賞を記念して、畑仲さんに、「ジャーナリズムの危機」といわれるいま、「地域ジャーナリズム」を論じることの意義や著作執筆のこぼれ話を語ってもらい、つづいて2人のメディア/ジャーナリズム実務家および研究者から、受賞作の書評をしてもらいます。みなさま、ふるってご参加ください。

【発表者】
畑仲 哲雄 (龍谷大学社会学部准教授)

【評者】
糸永 正行 (日刊工業開発センター代表取締役、学際情報学府卒業生)
林 香里(東京大学大学院情報学環教授)

【主催】 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 (林香里研究室・メディア研究のつどい)
【日時】 2015 年 7月7日(火)18:00-19:45
【会場】 東京大学本郷キャンパス工学部 2 号館 9F92B 教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html <=map

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【登壇者紹介】

畑仲 哲雄(はたなか てつお)

1961年大阪市生まれ。毎日新聞、日経トレンディ、共同通信の記者を経て、東京大学大学院学際情報学府で林香里先生に師事し、博士号(社会情報学)取得。2013年度から龍谷大学准教授。専門はメディアとジャーナリズム。著書に『新聞再生:コミュニティからの挑戦』(平凡社 2008年)など。小林正弥・菊池理夫『コミュニタリアニズムのフロンティア』(勁草書房 2012)に執筆参加。

 

林香里 (はやし かおり

東京大学大学院情報学環教授。ロイター通信東京支局記者、ドイツ、バンベルク大学客員研究員(フンボルト財団)を経て、現在東京大学大学院情報学環教授。主要編著書: 『<オンナ・コドモ>のジャーナリズム ケアの倫理とともに』岩波書店、2011年(第4回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞(2013年)。『テレビ報道職のワーク・ライフアンバランス 13局男女30人の聞き取り調査から』大月書店、2013年(谷岡理香と共編著)。専門: ジャーナリズム/マスメディア研究

糸永正行 (いとなが まさゆき)

日刊工業開発センター代表取締役。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。1986年 日刊工業新聞社入社。中・四国支社(現・広島総局)、松山支局、本社編集局第一産業部(自動車担当)、経済部編集委員(財界・首相官邸担当)、第一産業部次長(情報通信担当デスク)、横浜総局長、企画調査部長、日刊工業広告社代表取締役社長、日刊工業新聞社本社編集局次長を得て、現職。

【連絡先】
事前申し込み不要、お問い合わせ先「メディア研究のつどい」事務局
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この企画は、「メディア産業構造変動から見る報道職とジャーナリズムの将来:東アジア国際比較研究」(H24-27年度科学研究費補助金基盤研究(B) 課題番号 24330147 研究代表者:林香里)の助成を受けています。
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