東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III/GSII

イベント Event

March 31, 2025

東京大学、アルジャジーラ、ベイルート・アメリカン大学共催イベント「Beyond the Headlines―データ・メディア・テクノロジーで読み解くガザ危機の深層」 の開催

 

2023年10月7日のハマースによる越境攻撃と、イスラエルの反撃は深刻な人道危機をもたらしました。東京大学情報学環は、中東の報道機関アルジャジーラとベイルート・アメリカン大学(AUB)と連携し、ガザの戦争被害を先端テクノロジーを用いて再表現・発信する国際共同研究を推進しています。

 

その取り組みの一環として、国内外の著名な研究者・ジャーナリスト・専門家を招き、ガザ危機を多面的に議論する国際シンポジウムおよび企画展を開催します。

 

シンポジウムの特色

  1. 最新情勢の学際的議論
  • 最前線のジャーナリストや報道機関の専門家、研究者がジェノサイドやイスラエルの行動原理、偽情報といった切り口から学際的にガザ危機の現状と背景を考察します。
  1. 先端技術を用いた多角的分析
  • 衛星画像解析やデジタルアーカイブ構築など、データ・メディア・テクノロジーを駆使した戦災分析手法や情報保全の取り組みを紹介し、戦争をめぐる現代の情報学に迫ります。
  1. 中東と日本の専門家との双方向のコミュニケーション(同時通訳あり)
  • 中東と日本の研究者・メディアが、パレスチナを中心とした戦災をテーマとして議論します。会場からもオンラインツールで議論に参加可能です。
  1. データ・メディア・テクノロジーの学際的な企画展
  • 本イベントでは、東京大学大学院情報学環(渡邉英徳研究室)とアルジャジーラが共同で開発したXRコンテンツや、日本の報道機関、データ解析企業などによる戦災をテーマとした企画展を実施します。

 

場所:情報学環福武ホール(東京大学本郷キャンパス)地下2階

日時:2025年3月31日(月) 13:00〜17:00(展示) 15:30〜20:00(シンポジウム)

主催:東京大学(大学院情報学環メディア・コンテンツ総合研究機構、講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座、東京大学先端科学技術研究センター創発戦略研究オープンラボ(ROLES))

共催:アルジャジーラ、ベイルート・アメリカン大学、株式会社QUICK

後援:NHK、読売新聞社

イベント特設Webサイト:https://ijt.info/beyondtheheadlines