東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

研究Research

August 30, 2015

サマープログラム2015Summer Program in 2015

7月23日から8月5日まで角川文化振興財団寄付講座として、P. David Marshall氏を基調講演に迎え「サマープログラム:メディア化する世界」を開催した。ポピュラーカルチャーにおける「有名性/名声」(英:celebrity)の現在的意味とその歴史的変容の分析とともに、「アイドル」や「映画スター」等のケーススタディを通して「ファン」や「情動労働」といった概念の理論化を試みた。国内外で活躍する研究者16人を講師として招聘、14カ国から29人の学生(学内から10人)が参加し、また初日最終日のレセプションには角川歴彦会長も参列され、参加学生や講師との交流を深めた。

プログラムでは学生よる研究発表や招聘講師の講義、フィールドワークやラウンドテーブル等を通して、日本のポピュラーカルチャー研究が「日本」という文脈を超えて、その文脈の分析そのものをグローバルな学術的対話に貢献できる道程を指し示した。また、教育プログラムとしての一つの成果として、プログラム開催期間中に培った知識をまとめたメディア研究のための参考書「Media Keywords: Japan and Beyond」を企画、来年度出版に向けその編集作業を開始した。

2016年度サマープログラムは新たなテーマのもと現在企画中である。(特任准教授 野澤 俊介)


主担当教員Associated Faculty Members

准教授

KARLIN, Jason G.
  • アジア情報社会コース

Associate Professor

KARLIN, Jason G.
  • ITASIA program