東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

准教授

矢谷 浩司

Associate Professor

YATANI, Koji

LAB WEBSITE

Interactive Intelligent Systems Laboratory
http://iis-lab.org/

  • 先端表現情報学コース

研究テーマ

  • 知的インタラクティブシステム
区分:
学内兼担・授業担当教員
所属:
工学系研究科
  • Emerging design and informatics course

Research Theme

Position: 
Affiliated Faculty
Department: 
School of Engineering
略歴

2014年8月より東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻にて准教授として勤務.2011年にカナダ,トロント大学にて博士号(コンピュータ科学)を取得.2011年11月から2014年7月までMicrosoft Research Asiaにて勤務.


私たちの研究室,インタラクティブ・インテリジェント・システム ラボラトリー(IIS Lab,イーズラボ)では,ヒューマン・コンピュータ・インタラクションやユビキタス・コンピューティング,特に知的なインタフェースやインタラクティブなシステムに関する様々な研究を行っています.

 

Mission Statement

IIS Labでは,我々が設計,実装,評価する知的なインタラクティブシステムによって支援される人間の知的活動を通して,人々のQOL(quality of life)を向上させることをミッションとしています.人々を取り巻くデータや情報,状況は複雑になり,人間の情報処理能力を大きく超えている一方,それらが人間の知的活動に深く関わり続けています.この複雑さを乗り越えていくためにはコンピューティングによる人間の活動を支援するシステムの設計が重要になります.それらシステムが大量のデータや情報を扱う労力を削減したり,自分のソーシャルネットワークにいる人間とのやりとりを向上したりすることで,QOLの向上につながります.しかしながら,コンピューティングによる計算結果はいつも100%正確というわけではありません.人間の行動も複雑であるために,予測が間違ってしまう可能性が常にあります.だからこそ私たちは知的なシステムはインタラクティブでなければならないと考えています.人間とコンピューティングが協調することが知的な活動を最も高めるということこそ,これからのヒューマン・コンピュータ・インタラクションが世の中に示すべきことであり,これからのインタラクションデザインが明らかにしていくべきことだと考えています.インタラクティブな知的システムを通して,人々がより高いレベルの知的活動に関わり,個人個人が世界をよくすることに貢献していける未来を目指しています.

 

Project Examples

IIS Labでは以下の研究テーマを重点的に扱っています.しかしヒューマンコンピュータインタラクションやユビキタスコンピューティングに関連する研究テーマであれば,積極的に提案してください.

 

  • 数千から数万人が集まる大規模なイベントにおけるユーザの活動を支援するインタラクティブなシステム
  • 創造性(クリエイティビティ)や生産性(プロダクティビティ)を支援する情報可視化技術
  • 健康的な生活を支援したり,障がいを持つユーザを助けたりするモバイル・ウェアラブルなシステムやアプリケーション
  • ユーザの行動や活動を認識する新しいセンシング技術

 

最近の研究の例としては以下のものがあります.プロジェクトの詳細やデモビデオはhttp://iis-lab.orghttp://yatani.jpからご覧ください.

 

  • 数千から数万人が集まる大規模なイベントにおいてユーザから様々な動画を収集し,イベントのハイライト動画を作成するモバイルアプリと編集インタフェース
  • ビジネス資料作成における情報収集と管理を支援するシステム
  • プレゼンテーションの様々な作業を支援するシステム
  • データドリブンな手法を用い,楽器演奏の練習方法を改善するシステム
  • ユーザの手画きの絵からアニメーションなど視覚的な効果を自動で付与するインタフェース
  • 歯磨きの質を向上させるセンサー付き歯ブラシの構築
  • スマートフォンの使いすぎを防ぐモバイルサービス