東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

准教授

小川 剛史

Associate Professor

OGAWA, Takefumi

LAB WEBSITE

小川剛史研究室
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/ogawa/

  • 先端表現情報学コース

研究テーマ

  • グループウェアとヒューマンインタフェース
区分:
学内兼担・授業担当教員
所属:
情報基盤センター
  • Emerging design and informatics course

Research Theme

  • Groupware, Human Interface
Position: 
Affiliated Faculty
Department: 
Information Technology Center
略歴

1974年生まれ。1999年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。2000年同研究科博士後期課程中退後、同大学サイバー メディアセンター助手。2007年東京大学情報基盤センター講師を経て、2010年同センター准教授、現在に至る。博士(情報科学)。

主要業績

詳細な業績は小川剛史(研究業績)をご覧ください。


拡張現実感や仮想現実感の技術を用いて、人々の生活を豊かにすることを目標に研究に取り組んでいます。すべての研究テーマに共通するキーワードは「つなぐ」人と人をつなぐ「コミュニケーション支援」や「グループウェア」、人とコンピュータをつなぐ「インタフェース」、コンピュータとコンピュータをつなぐ「ネットワーク」など分野は多岐にわたります。

■ 拡張現実感における視覚と触覚を融合したインタフェースに関する研究

セカイカメラなどの登場で、拡張現実感を手軽に体験できるようになりました。また、拡張された世界を覗くためのヘッドマウンティッドディスプレイも小型でスタイリッシュなものも発売されるようになり、仮想の人が歩き回ったり、仮想の動物が走り回る街の中を歩く日も近いかもしれません。そのような背景から、仮想ペットに触れたり、仮想動物がぶつかってきたときには、その衝撃を感じることができるようなインタフェースを開発することで、ただ見えるだけではなく、触れることのできる、よりリアルな世界の実現を目標に研究を進めています。

視覚触覚融合インタフェース

視覚触覚融合インタフェース

■ 映像へのインタラクションを実現するバブルディスプレイに関する研究

パソコンのディスプレイやスマホ、タブレット、大型スクリーンなど、周りを見渡すとさまざまなディスプレイ装置が存在しています。しかし、これらの多くは平面の画面に情報を提示するもので立体的な映像表現や、その映像へのインタラクションが容易ではありません。本研究では、水中の気泡に映像を投影することで、立体的でかつ柔軟なインタラクションが可能なディスプレイの構築を目指しています。水の中で輝く気泡が美しく、自然素材を用いたインタラクティブディスプレイの実現が目標です。

バブルディスプレイ

バブルディスプレイ

■ 色盲者支援のためのウェアラブルインタフェースに関する研究

さまざまな情報が溢れている現代社会では、「色」はとても重要な情報の伝達手段のひとつとなっています。そのため街中には、カラフルなポスターや看板などでいっぱいです。しかし、人の色覚は十人十色、おなじ看板であっても、同じように見えているとは限りません。場合によっては、全く異なる見え方をしていることもあります。すべての人に正しく情報を伝えるために、色の区別が困難なものや場所があるということを提示するインタフェースの実現を目標に研究を進めています。

■ カメラ映像を用いたリアルタイム物品認識に関する研究

普段の生活の中で、「あれ?○○どこにやったっけ?」なんてことありませんか?本研究では、生活空間にある物品をコンピュータに自動で認識させることで、人がものを探しまわらなくてもコンピュータが代わりに探してくれる、そのような空間の実現を目指しています。具体的には、物品の画像から抽出した色特徴を利用して、カメラから得た映像に目的の物品が存在するかどうかを認識します。色特徴を利用することで、形状が変 化したり、物品の一部がカメラからの死角になっていたとしても認識が可能となるメリットがあります。一方、カメラ映像からの色特徴の抽出には大きな処理コ ストが必要なため、一般にリアルタイムでの物品認識が困難なことから、この色特徴の抽出コストを低減する手法について研究を進めています。

カメラ映像からの物品認識

カメラ映像からの物品認識

その他、新しいこと、興味のあることには、何にでも取り組みたいと考えています。意欲ある積極的な学生のみなさん、是非、一緒に研究しましょう。