東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

教授

名和 克郎

Professor

NAWA Katsuo

LAB WEBSITE

東洋文化研究所(教員紹介)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/faculty/prof/nawa.html

  • アジア情報社会コース

研究テーマ

  • ネパールおよび南アジアの人類学
区分:
学内兼担・授業担当教員
  • ITASIA program

Research Theme

  • Sociocultural anthropology, Nepal and South Asia
Position: 
Affiliated Faculty
略歴

1999 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了,博士 (学術)
2000 東京大学東洋文化研究所助教授
2007 東京大学東洋文化研究所准教授
2013 東京大学東洋文化研究所教授

Biography

1999 PhD, Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo
2000 Associate Professor, Institute of Oriental Culture, the University of Tokyo
2013 Professor, Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo


学問的には(社会・文化)人類学、地域的にはネパールを中心とする南アジア及びヒマラヤ地域を専門としています。具体的には、極西部ネパール高地に位置するビャンス及び周辺地域におけるフィールドワークの成果を主たる基盤として、社会範疇(主に「民族」、「カースト」といった用語で論じられてきたもの)の構成、儀礼の変容過程とそれに対する慣習的行為や語られる規範の関係、多言語使用、翻訳、言語イデオロギーといった言語使用に関する問題系、等について、民族誌的、理論的な研究を行ってきました。抽象度を上げれば、主たる関心は規範と行為の関係性を巡る問題にあります。
近年取り組んできた具体的な課題は、(1)ビャンス及び周辺地域の生業と生産の変容に関する歴史的再構成、(2)主に1990年以降における、ネパール国家及び国内の様々なアクターによる、「グローバル」に流通する諸概念(例えば「人権」「民主主義」)の翻訳と受容の過程及びそうした概念の使用のもたらした影響、(3)1996年以降マオイスト運動及びそれに関わる様々な動きがもたらしたネパール村落社会への影響、等です。

Largely based on my anthropological fieldwork in Far Western Nepal, I have written on inter-ethnic and inter-caste relations, ritual and sociocultural transformation, as well as language use and its objectification. My current research interests include ethnohistory of a Himalayan village, politics and poetics of ethnic movements in Nepal, and the time-space construction in Byans and its transformation.