東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

研究Research

September 9, 2016

Arakawa LAB. Exhibition 06ー最後の荒川研究室展示会Arakawa LAB. Exhibition 06: The Last Show of Arakawa Laboratory

最後の荒川研究室展示会
2016年7月22日〜23日の2日間に渡り、「Arakawa LAB. Exhibition 06-最後の荒川研究室展示会」が開催されました。 荒川研究室展示会は、研究室に所属する学際情報学府の学生が中心となり研究内容を紹介する展示会です。

荒川研究室では、流体を用いたアート表現や風車を巡るコミュニケーションの問題を扱う環境社会学など、学際情報学府創設以来さまざまな研究が行われてきました。近年では、電子楽器のインタフェースや電子音楽の研究が行われています。今年で6回目の開催となりましたが、本年度で荒川教授が定年により退官するため、最後の展示会となりました。そのため、研究室のOBや研究室関係者が多数参加し、最後の展示会に花を添えていただきました。

展示・演奏会
今回の荒川研究室展は、最後に相応しい内容となるように22日と23日で異なる企画を開催しました。22日は、荒川研究室と東京大学制作展にて長年ご指導いただいた、東京藝術大学デザイン科の鈴木太朗准教授の研究室の学生と合同で作品展示を行いました。また、荒川教授、鈴木准教授、荒川研究室OBによる荒川研究室や東京大学制作展の歴史を振り返るトークショーを行いました。

23日は、荒川研究室が近年特に力を入れて取り組んでいる電子音楽分野のアーティスト・研究者を招待し、演奏会を開催しました。両日共、多数の来場者数となり、盛会のうちに幕を閉じました。記事:松井克文(荒川研D2)

荒川教授からのメッセージ
情報学環・学際情報学府発足以来、16年間テクノロジーとアートの融合させた新しい表現に取り組んできました。
今後も新しい表現を追求していただきたい。これからの若い世代に期待しています。