構成機関 | 情報学環,株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ |
---|---|
設置年月 | 平成25年10月1日 ~ 平成28年9月30日 |
研究内容 | 21世紀に生きる人々は、高次の思考能力を知識に基づき獲得し、また大量の知識を思考能力によって意味づけ応用できるようになることを求められています。この「知識習得」と「思考能力の獲得」を両立させるための大きな枷のひとつが「学習時間の確保」でした。
東京大学大学院情報学環・反転学習社会連携講座(Department of Flipped Learning Technologies:通称FLIT)では、対面授業とオンラインの動画授業を組み合わせ、授業と自宅学習の連続化による学習時間の確保と学習目標に合わせた時間の再配置を可能にする、ブレンド型学習環境の研究と実践を推進します。 |
Participating Organizations | |
---|---|
Period of Operation | |
Outline of Activities |
学びの時間と空間を組み替える
NTTドコモの協力により 2013年10月に設置されたFLITでは、3年間に渡ってMOOCと反転学習に関する共同研究をNTTドコモと行います。具体的には、以下の3つの目的に沿った研究活動を行います。
1、反転学習に関連する学術的な理論の整理
ブレンド型学習(Blended Learning)など関連する学術研究の知見に接続しながら、反転学習の理論や方法論を整理します。
2、MOOCと連動した反転学習モデルの開発
MOOCプラットフォームを活用した一般向け反転学習のモデルを開発し、実証実験を行います。
3、大学の授業における反転学習の効果検証
大学の授業に反転学習をとりいれる際の対象領域別学習モデルの検討および教育効果の検証を行います。
また、反転学習に関する研究者や実践者を招聘して最新の知見を共有するセミナーを開いたり、反転学習に関する翻訳書を出版するなど、普及に向けた活動も行います。