構成機関 | 情報学環・ソニー株式会社 |
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設置年月 | 平成29年4月1日 〜 平成32年3月31日 |
研究内容 | ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学に関する研究開発 学生向けセミナー・ワークショップの運営、一般向けシンポジウムの開催 |
Participating Organizations | The University of Tokyo III, Sony Corporation |
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Period of Operation | April 2017 ~ March 2020 |
Outline of Activities | Research and development on Human Augmentation. Organizing seminars and workshops. |
IoA未来社会基盤の構築
「ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学」(ソニー寄付講座)は、人間の能力を拡張する情報技術の研究教育を推進するものです。ソニー株式会社からの寄付を受け2017年4月1日、情報学環に設立しました。
ヒューマンオーグメンテーション(Human Augmentation)とは、情報学環教授でソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の副所長でもある暦本純一が提唱するコンセプトで、人間と一体化してその能力を拡張させるテクノロジーを開拓してゆくものです。拡張する能力の範囲は、知覚能力・認知能力・身体能力・存在感や身体システム(健康)まで幅広く捉えており、これまでに、視線を認識するウェアラブルコンピュータ、ドローンやロボットによる体外離脱視点を用いたトレーニング支援、人間の体験をウェアラブルセンサーやネットワークにより他の人間と共有・接続する人間=人間接続型テレプレゼンスなどの研究を行ってきました。
ヒューマンオーグメンテーションはまた、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化しあう、IoA(Internet of Abilities:能力のインターネット)という未来社会基盤の構築を視野に入れ、最先端の研究を学問として体系化していきます。
また、東大全学学生を対象としたセミナーや一般公開のシンポジウムの開催、ヒューマンオーグメンテーションをテーマとしたサマースクールなどを企画しています。
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