November 19, 2025
福井桃子さん(社会情報学コース 博士1年/関谷直也研究室)が地域安全学会論文奨励賞を受賞しました

授賞発表での様子
【受賞者】
福井 桃子(社会情報学コース 博士1年/関谷直也研究室)
【賞の名称】
2025年地域安全学会論文奨励賞
【論文タイトル】
「緊急時の命を守るための説得―テロ発生時の車内放送メッセージ効果に関するコンジョイント分析を用いた実証的検討」(地域安全学会 論文集 No.47,pp.59-68)
【論文要旨】
本論文は、走行中の車内においてテロ行為が発生した際に、車掌がいかなる車内放送を行うべきかについて検証した。説得的コミュニケーション研究に基づき、車内放送を行う際に車掌が重視する「指示の表現」「情報提示順」「協力要請の有無」「語気の強弱」の4要因について仮説を立てた。仮説検証のため、マーケティング分野で用いられるコンジョイント分析を行った。その結果、車内放送としては「情報提示順」と「語気の強弱」に明確な効果が認められなかった一方で、「端的な表現」で「協力要請」を行うことで、旅客に適切な行動を促すことが明らかになった。
【受賞コメント】
論文は、実際に車掌として乗務する中で抱いた問題意識を出発点としたものです。車掌としての問題意識に対して、このように論文の執筆という形で、自分なりの答えを出せたこと、またそれに対して、素晴らしい賞を頂けたことを大変嬉しく思っております。引き続き、研究成果をあげられるよう精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。
※地域安全学会論文奨励賞は、「地域安全学会論文集」に掲載された「研究発表会(秋季)査読論文」の筆頭著者でかつ研究発表会で発表を行なった者で、研究実施または論文作成において指導を受ける立場にある40歳(当該年度4月1日時点)未満の者に授与されます。(リンク:地域安全学会)
