東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

研究Research

March 10, 2017

荒川忠一教授 最終講義Prof. Chuichi Arakawa’s final lecture

On February 17th 2017, Prof. Chuichi Arakawa’s final lecture was held at Faculty of Engineering Building 2, The University of Tokyo. The title was “Looking back on research in Fluid Dynamics, Wind Turbine and Art”. He outlined his vision for a renewable energy future.

荒川忠一教授の最終講義が2017年2月17日、工学部2号館にて開催されました。「流体力学、風車、アートの研究を振り返って」と題された最終講義では、荒川教授が工学系研究科機械工学専攻で行ってきた数値流体力学、風力エネルギー研究の紹介から始まり、情報学環・学際情報学府のパートでは2000年の発足時の話や研究室で制作された流体現象を用いたメディア・アート作品を中心にお話しいただきました。講義の最後では、環境・エネルギー社会の将来について、熱い想いを述べられていました。退職後も引き続き風力エネルギーの普及や若手研究者の育成に尽力されるそうです。

最終講義の懇親会では100名以上の関係者が参加され、盛会となりました。研究室のOBと荒川教授が担当されていた東京大学制作展のOBが集まると、自然と制作展の話題になり、荒川教授に暖かく見守っていただいたことなど思い出話に花を咲かせていました。

長い間ご指導いただきましてありがとうございました。荒川教授のご健康とますますのご活躍を祈念いたします。
記事:松井克文(荒川研D2)。