東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

研究Research

June 1, 2015

ゴールドスミス・ロンドン大学社会学部との協定調印式The ceremonial signing with Goldsmiths

5月25日、佐倉学環長とゴールドスミス・ロンドン大学のパトリック・ロッケリー総長によって、情報学環とゴールドスミス社会学部の部局協定が調印されました。

ロッケリー総長は、調印式のために東京大学を訪れ、同日の午後、一般公開のフォーラム「The University, Global Education, and the Future of Public Media」にスピーカーとしてご参加いただきました。フォーラムには、ロッケリー総長の他、情報学環から吉見俊哉教授、東京大学グローバルリーダー育成プログラム推進室のニコラ・リスクティン教授、滋賀大学経済学部のロバート・アスピナール教授にもご参加いただき、高等教育が直面する問題におけるMOOCとデジタルアーカイブなどの公共メディアが果たす役割についての議論が繰り広げられました。

ゴールドスミスとの部局協定は、都市、メディア、オリンピックなどのトピックに関連した共同研究を促進していく目的で締結され、2020年の東京オリンピックを2012年のロンドンオリンピックとの比較において研究していくプロジェクトが企画されています。具体的には、来る東京オリンピックを、都市開発という観点だけではなく、社会格差、メディアスペクタクル、公共外交におけるジャーナリズムの役割などの問題にも焦点をあてて分析していくものです。ゴールドスミス大学のキャロライン・ノールズ教授とマイク・フェザーストーン教授がCentre for Urban and Community Research (CUCR) の支援を受けて、このプロジェクトを先導する予定です。