東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

研究Research

November 14, 2016

国立大学協会 大学改革シンポジウム 「大学のイノヴェーションとシンギュラリティ」Japan Association of National Universities Reformation Symposium: Innovation and Singularity for the Universities

去る10月8日、小研究室の主催、ミュンヘン工科大学、国立大学協会、東京大学戦略的パートナーシップ・ミュンヘン工大チームの共催で国大協大学改革シンポジウム「大学のイノヴェーションとシンギュラリティ」が福武ホールで開かれた。長時間の熟議シンポジウムであったが、約150人の来場者を巻き込んで熱の籠った議論が展開された。

午前の部では、まず共催のミュンヘン工大・ハンネモア・カイデル副学長から共同プロジェクト呼びかけのメッセージ、ハーヴァード大学ケネディ校、カレスタス・ジュマ教授から、とりわけ途上国を含むネットワーク展開するイノヴェーション大学の取り組みを紹介された。

これらを踏まえミュンヘン工大社会技術センターのクリストフ・リュトゲ教授から基調講演「ビットコインの倫理」があり、フィンテックを巡る諸問題を提起、これを受けて近藤誠一・政策ヴィジョンセンター教授=元文化庁長官・ユネスコ大使を座長にリュトゲ教授、名古屋大学多元数理研究科の宇澤達教授、東大経済学部ものづくり経営研究センターの藤本隆宏教授の議論が展開された。

午後の部では小中高大社会人という生涯教育の連鎖を念頭に白川英樹筑波大学名誉教授(2000年ノーベル化学賞)から「教える教育、教えない教育」またドイツからクリスティアーナ・リュトゲ ミュンヘン大学教授(外国語としての英語教授法)から「ドイツにおける世界市民教育(グローバル・シティズンシップ)」2つの基調講演があった。

これを受け鈴木寛 公共政策大学院教授・文部科学大臣補佐官・元文科副大臣を座長に白川教授、リュトゲ教授、宇澤教授、須藤修・東京大学大学総合教育研究センター長(情報経済学)、藤田康範・慶應義塾大学経済学部教授(数理経済学)らのメンバーが熟議を展開、文理の枠を超えた卓越人材育成の必要性が確認された。

記事:伊東乾(大学院情報学環作曲指揮研究室 准教授)


主担当教員Associated Faculty Members

准教授

伊東 乾
  • アジア情報社会コース
  • 先端表現情報学コース
  • 文化・人間情報学コース
  • 社会情報学コース
  • 総合分析情報学コース

Associate Professor

ITO, Ken
  • ITASIA program
  • Emerging design and informatics course
  • Cultural and human information studies course
  • Socio-information and communication studies course
  • Applied computer science course