東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

准教授

中野 公彦

Associate Professor

NAKANO, Kimihiko

LAB WEBSITE

東京大学 中野研究室
http://www.knakanolab.iis.u-tokyo.ac.jp/

  • 先端表現情報学コース

研究テーマ

  • モビリティの制御と信号処理
区分:
学環所属(基幹・流動職員)
所属:
情報学環/生産技術研究所
  • Emerging design and informatics course

Research Theme

  • Control and Signal Processing in Mobility
Position: 
III Faculty (Core & Mobile)
Department: 
Interfaculty Initiative in Information Studies/Institute of Industrial Science
略歴

博士(工学)(東京大学)

2000年 東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了、博士(工学)

2000年 山口大学工学部 機械工学科 助手

2001年 山口大学工学部 機械工学科 専任講師

2004年 山口大学工学部 機械工学科 助教授

2005年 英国・サウサンプトン大学 客員研究員

2006年 山口大学大学院 医学系研究科 助教授

2006年 東京大学生産技術研究所 助教授

2007年 東京大学生産技術研究所 准教授

2010年 東京大学大学院 情報学環 准教授

主要業績

詳細な業績は中野公彦研究室(発表文献)をご覧ください。


モビリティとは移動性や移動手段を指す言葉です。それには、自動車、鉄道、飛行機、船舶などはもちろんのこと、自転車や歩行までも含まれます。セグ ウェイなどに代表される新しい個人用の乗り物が登場し、電気自動車も従来の自動車とは異なる利用方法が提案されるなど、自動車、鉄道などの今までの分け方 では対応できなくなっており、それがモビリティという言葉が頻繁に使われるようになってきている理由かと思います。

 

移動は人間にとって不可欠な活動ですが、それに伴い、事故による人間の死傷や多大な二酸化炭素が発生するなど、負の面も持ち合わせております。ま た、高齢社会がさらに進展していく日本においては、高齢者のモビリティの確保も重要な問題です。それらの問題を解決するためには、新しいテクノロジーを ベースにした今までにないモビリティの提案や、モビリティの中で重要な役割を果たす車両(ビークル)の安全性確保などが必要となります。特に近年の自動車 などのビークルにおいては、高度な制御技術に支えられています。少々世間をお騒がせしていますが、その流れは止まらないでしょう。ただし、その制御は人間 を助けるものでなければなりません。人間と機械の相互作用を考え、人間に向いた(human-oriented)システムにする必要があります。

 

そのような状況の中で、本研究室では、力学、制御工学、信号処理を基盤として、モビリティに関する研究を行っています。主なテーマは以下の通りです。このような研究を通じて、安全・安心で人に優しいモビリティの創出を目指しています。

 

1. セルフパワード・アクティブ振動制御

2. 電磁サスペンションの研究

3. パーソナル・モビリティ・ビークルの人との親和性評価

4. 独立成分分析法(ICA)の鉄道車両の軌道狂い推定への適用

5. パラレルファクタ分析(PARAFAC)によるドライビングシミュレータ操作者の脳波解析

6. 筋電位測定による自動車の乗り心地評価

7. 発汗量など生理指標を用いた運転行動基礎解析