東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

教授

武藤 香織

Professor

MUTO, Kaori

LAB WEBSITE

公共政策研究分野
http://www.pubpoli-imsut.jp/

  • 文化・人間情報学コース

研究テーマ

  • 社会科学と先端医科学の相互作用、福祉社会学
区分:
学内兼担・授業担当教員
所属:
医科学研究所
  • Cultural and human information studies course

Research Theme

  • Sociology of Medicine and Family; Research Ethics
Position: 
Affiliated Faculty
Department: 
Institute of Medical Science
略歴

1970年東京生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科、東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻、財団法人医療科学
研究所、米国ブラウン大学、信州大学を経て、2007年より現職。

主要業績

詳細な業績は東京大学医科学研究所・公共政策研究分野(武藤香織・著作物リスト)をご覧ください。


どんな研究室?

ライフサイエンスや医学研究を、人々の暮らしに近づけながら、ともに考え、つまづきの原因 を探し、未来を予測し、さまざまな解決策を提案する「文科系」の研究室です。ライフサイエンスや医学研究に関連する諸政策やガバナンスのありかたに関する 比較研究や、ライフサイエンスや医学研究が、病いや障害など、ままならない身体とともに生きる人々、そしてその家族のダイナミクスにもたらす影響(相互作 用)の分析などに取り組んでいます。

この研究室のミッションは?

  1. ライフサイエンスや医学研究が、社会の理解を得ながら、適正に行われるために必要な課題を抽出し、その対応を考え、戦略を練ること。特に、研究参加者と研究者の両方がともに信頼関係を構築できる方策を重視すること。
  2. ライフサイエンスや医学研究の営みそのものや、その成果が、社会に与えるインパクトを様々な観点から浮き彫りにし、予測すること。特に、患者、障害者、ジェンダー、家族といった視点からの研究を重視すること。
  3. 研究への貢献をする試料提供者・被験者の「当事者性」に立脚し、「情報保障」を意識した研究者との対話実践に貢献すること。
  4. ライフサイエンスや医学研究にかかわる倫理教育を中心として、新しい研究分野に関する教育に積極的に参画すること。特に、文科系からの領域架橋を応援すること。

どんな人に向いているの?

医科学と社会科学の狭間にある問題意識を拾い上げられる人。領域架橋を恐れずに人と話ができる人。世の中にモノ申す、政策提言をする、当事者団体の足場を固める、光のあたりにくい場所に光を差し込むなど「やってみたい」けど、しっかりした事実に基づいて主張をしたくて、その事実を自分で確かめたい人。

具体的にはどんなテーマ?

ゲノム医療や再生医療における倫理的法的社会的課題(ELSI)、親子鑑定と家族観の変容、企業ボランティアとWLBなど。

どんな学問的バックグランドが必要?

社会学、経済学、政策科学、文化人類学、生命倫理学、ジェンダー論、科学技術社会論、障害学などの学問分野を背景にしています。これから勉強しようとする人も歓迎します。