東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

教員 Faculty

教授

池上 高志

Professor

IKEGAMI, Takashi

LAB WEBSITE

池上高志研究室
http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/

研究テーマ

  • 複雑系の科学としての生命とアート
区分:
学内兼担・授業担当教員
所属:
情報学環/総合文化研究科

Research Theme

  • Arts and Sciences with Complex Systems
Position: 
Affiliated Faculty
Department: 
Interfaculty Initiative in Information Studies/Graduate School of Arts and Sciences
略歴

理学博士(東京大学)

1961年 長野県生まれ

1984年?東京大学理学部 物理学科 卒業

1989年 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程修了、理学博士

1989年 日本学術振興会特別研究員(PD)京都大学基礎物理学研究所(~1990年)

1989年 米国・LosAlamos 国立研究所 visiting fellow(5月~8月)

1990年 神戸大学大学院 自然科学研究科 助手(~1994年)

1994年 東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 助教授

1994年 オランダ・Utrecht 大学 理論生物学 招聘研究員(7~8月)

1998年 フランス・Sony Computer Science 研究所 招聘研究員(3~6月、7~9月)

2002年 スイス・EPFL(スイス工科大学) 特別招聘研究員(7~9月)

2008年 東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 教授

2010年 東京大学大学院 情報学環 教授

関連リンク

http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/~ikeg/index_j.html


サイエンス

人工的に生命現象を作り実験することによって、生命現象を模倣するのではなく、新たに生命現象を作り出そうという試み、を行っています。特に池上研究室では、生命の起源、進化から広く認知現象までを取り上げ、研究しています。例えば

 

1)油滴の自律運動(2007-)

無水オレイン酸を高いアルカリ水溶液につけると、激しく反応して自律的に運動する油滴が出現します(大きさは約数百マイクロ)。この運動のメカニズムや、油滴の集団運動を研究しています。

 

2)自律ロボット(2007, 2010-)

コンピュータの中、あるいは実際にロボットを使って、身体性に基づいた知覚の研究をしています。特に自発的な運動が作り出す学習と知覚を研究しています。

アート

サイエンスで生まれてきた知識と技術を用いた、インスタレーションを行っています。特に、時間と空間の再構成がテーマです。例えば、

 

1) フィルマシーン(2006)

カオスやセルオートマトンのパターンをベースに仮想聴覚空間を作り出し、音の膜や壁が動き回るような聴覚経験をもたらすシステム。

 

2) マインドタイム・マシーン(2010)

映像のフィードバックとカオスニューラルネットによる、主観的時間の自己組織化を作り出すシステム。