June 4, 2015
東日本大震災復興支援哲学会議 第八回哲学熟議
哲学熟議 8+哲学遊戯 2
声のメディオロジー
キーノート&ラウンドテーブル
湯浅譲二 + 一ノ瀬正樹+河端伸幸+小ノ澤幸穂
少し前、シャ乱Qのツンク♂ が喉の手術を受けたというニュースが報じられました。 病気で声帯を失う可能性のある人が事前に自分の声を録音しておく ことで、それを用いて話すことができる技術開発が進んでいます。 価値のある取り組みだと思います。しかし同時に、 そうした人工音声は高度化して、 音声認証による電子錠システムが見破ることができないレベルまで 合成音声研究が進んでいることも報じられています。いずれも20 15年になってからの伸展で、非常にホットな話題です。 ほどなく、リアルタイム・ヴォコーダーを通せば、「私」 が元来喋っているのに、スマートホンの向こうでは「あなた」や「 彼女」「彼」あるいは「総理」 の声で喋っているのと見分けがつかない時代がやって来るでしょう 。そんな時代の「声」「言葉」と「音楽」の関係と、 未来のへ可能性、そしてリスクを考えます。
演奏 カミーユ・サン=サーンス <カヴァティーヌ>(1915)
ほか
トロンボーン:河端伸幸 鍵盤:小ノ澤幸穂
2015年6月4日 木曜日 17:00 開場 17:30~
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館92B教室
予約申し込みアドレス gakugeifu@yahoo.co.jp にお名前とご連絡先をお送り下さい。折り返しe-チケット・ メールをお送りします。当日受付にてご提示下さい。
主催:東京大学文学部・東日本大震災復興支援哲学会議
共催:日本時空間設計学会・東京大学情報学環作曲指揮研究室