東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

イベント Event

January 8, 2014

東京大学大学院情報学環林香里研究室<メディア研究のつどい> 東京大学大学院情報学環丹羽美之研究室<みんなでテレビを見る会> 合同研究会 「どう作る? 売れるTVフォーマット~世界的ヒットメーカーとNHKとの比較をもとに~」

日時:2014年1月8日(水)18時30分〜20時ごろまで (18時15分開場)

場所:東京大学工学部2号館9階92B教室 (地図 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html )

お問い合わせ 「メディア研究のつどい」事務局   iii.media.studies@gmail.com

事前申し込み不要

 

 

講師

NHK制作局 生活・食料番組部 ディレクター

渡辺 悟

 

 

講演の概要

Got Talentやクイズ$ミリオネア(Who Wants to Be a Millionaire)など、世界各地で“同じ番組が現地版で見られる”TVフォーマット。そのビジネス規模は年間32億 ユーロを越えると言われています。しかし日本は、フォーマットの購入も販売もまだまだ小さな規模。日本の放送局や制作会社は、世界の潮流に乗りきれていま せん。世界をリードする企業やクリエイターはいかにしてヒットを生み出しているのか。今回の「メディア研究のつどい」では、英国の大学で研究滞在をされたNHKディレクター渡邊悟さんをお招きして、フォーマット販売の世界シェア34%、フォーマット開発でトップを独走するイギリスでの調査をもとに、日本の産業が学ぶべきことを、NHKとの比較から検討します。FremantleMedia、All3Media International、Studio Lambert、Warner Bros.、BBCなど、在英の企業やクリエイターたちから実際の経験を聞き出したファクトベースの研究を、NHKで「週刊こどもニュース」や「東京カワイイTV」を制作し、「あさイチ」「ひるブラ」などの立ち上げを行った実務者の目線からお話ししていただきます。

 

※この研究会は、科学研究費補助金 基盤研究(B) 「メディア産業構造変動から見る報道職とジャーナリズムの将来:東アジア国際比較研究」(課題番号 24330147)の助成を受けています。