東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 The University of Tokyo III / GSII

イベント Event

October 22, 2014

情報学環・空間情報科学研究センター 共同シンポジウム 「ユビキタスとオープンがもたらすモノ・人・場所の状況認識」

情報学環・空間情報科学研究センター 共同シンポジウム
「ユビキタスとオープンがもたらすモノ・人・場所の状況認識」
■主催 東京大学大学院情報学環、東京大学空間情報科学研究センター
■日時 平成26年10月22日(水)14:00~16:30
■場所 東京大学 ダイワユビキタス学術研究館 3階 石橋信夫記念ホール
■開催趣旨
  環境中に多くのコンピュータやセンサを配置し、そこから集まる大量のデータを処理することで現実世界の状況を把握し、社会プロセスの効率化につなげるため のコンピューティングモデル――ユビキタスコンピューティング、IoT(Internet of Things)――の進展にともない、行政・流通・安全安心・災害対応など国民生活のさまざまな場面において、状況に応じた最適なサービスの提供が可能に なっている。また、これらのサービスを実空間で展開するにあたり、「モノ」の認識と並んで「場所」の認識が重要となるとともに、「実空間」と「仮想空間」 を関連づけるためのデータ基盤整備が進められている。さらには、このような「ユビキタス空間情報」時代における情報・地理教育の必要性も指摘されている。
 このような技術的・社会的背景のもと、東京大学大学院情報学環と空間情報科学研究センターでは、「空間―情報―人間」を総合的に扱う共同シン ポジウムを定期的に開催している。今回は、「ユビキタスとオープンがもたらすモノ・人・場所の状況認識」と題して、モノ、場所、およびそれらの関係につい ての情報がユビキタスかつ自動的に得られる「ユビキタス状況認識社会」の実現、およびそのための技術体系がオープンでユニバーサルな形で利用できるように 規定された社会の実現に向け、その現状と課題を議論する。
■プログラム(予定)
13:30 受付・入場開始
14:00-14:10 開会挨拶
 小口 高(東京大学空間情報科学研究センター・センター長・教授)
14:10-14:30 「ユビキタスとオープンがもたらすモノ・人・場所の状況認識」
 坂村 健(東京大学大学院情報学環・副学環長・教授/ユビキタス情報社会基盤研究センター・センター長・教授)
14:30-14:50 「都市縮小化と空間情報:小地域データと都市状況認識」
 浅見泰司(東京大学空間情報科学研究センター・空間情報科学連携ラボ長/大学院工学系研究科・教授)
14:50-15:10 「空間情報とオープンデータ」
 越塚 登(東京大学大学院情報学環・教授)
15:10-15:20 休憩
15:20-15:40 「10周年を迎えたオープンストリートマップが目指す次世代マップ」
 古橋大地(東京大学空間情報科学研究センター・特任研究員/マップコンシェルジュ株式会社・代表取締役社長)
15:40-16:00 「野生動物を用いた空間情報センシング:動物間ネットワークによる行動生態学の前進」
 小林博樹(東京大学空間情報科学研究センター・助教)
16:00-16:20 「ユビキタス場所情報と空間リテラシー」
 石川 徹(東京大学大学院情報学環・准教授)
16:20-16:30 質疑応答、閉会
■参加申込
 氏名・所属・連絡先をご記入の上、symposium_csis@sakamura-lab.org までメールでお申し込みください。申込受付のお返事はいたしません(定員が超過しお断りする時のみご連絡します)。お申し込みの際にご記入いただいた個人情報につきましては、本シンポジウムの参加者管理の目的以外には使用いたしません。
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